・・・ 前回のあらすじ ・・・
ビーチバレー選手のサトコはイメージビデオ出演のオファーを受けた。
ギャラは2億円と超高額であった。
彼女は快諾、撮影班とともに南の島に行った。
初日の撮影後、彼女は謎の男に襲われるも撃退した。
前篇を読みたい方はこちら・・・・・>鏡の中のフリチン男
2日目の撮影が行われた。
前夜の襲撃事件がなかったかのように粛々と撮影を終えた。
彼女は部屋に戻り、鏡に向かった。
「撮影が終わったわ。これで2億円もらえる❤でも、なんか腑に落ちないような、、、撮影は、あまりにも淡々としてたわ、、、2億のわりに」と考えていると、、、
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黄色いマスクをかぶった筋骨隆々の男が近づいてきた。
「わぁ!また来たわ!返り討ちにしてあげる!」と彼女は振り返った。
そして得意の金的蹴りを放った。
しかし、覆面の男は足でガードした。
「フフフッ。お前が金蹴り狙いだってことは知ってるわい。次は俺の番だ!!」とパンチを出した。
が、彼女はかわし、キンタマを握った。
「急所をキャッチ!これで私の勝利確定ね」
彼女はさらに握りしめようとした瞬間、、、
男は強烈なWパンチを彼女にお見舞いした。
彼女は気を失ってしまった。
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な、なんだか、下半身に湿ったなにかがうねうねしてる、、、、
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わたしは、、、眠っていたのかしら、、、
目をあけよう、、、
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目の前に男性器があった。
「あれ、なんで、、、、」
彼女は状況を把握できなかった。
「あれ、、、私は、、、あっ!男に襲われてたんだ!!」
状況を理解した彼女は上に乗っている男のチンチンを噛んだ。
「おおおおっっっ!!!」
男は悲鳴を上げた。
「食いちぎるわよ!!」と彼女は迫った。
「ギ、ギブアップ、、、、俺の負けだ、、、、」
男は観念した。
彼女は起き上り、ワインボトルをもって、鏡の前に向かった。
そして、、、、
大鏡を叩き割った。
そこには戸森監督がいた。
「なんでわかった?」
「だって、この鏡の前に立ってたら、2度も男が襲い掛かって来たから」
「見事な推理だ」
「私が襲われるのを盗撮してたのね!!」
「すべてを白状しよう」と男は前に進んだ。
帽子と付け髭をとった。
「戸森監督というのは嘘だ。僕の名は織原修二。織原コンツェルンの次期当主だ」
「イメージビデオの撮影なんて嘘だったのね」
「そうさ」
「私が男に犯されるのを撮りたかったんでしょ?」
「いや、違う。あなたが男を金的攻撃で倒す姿を収めたかったんだ」
「それなら、最初から金蹴りビデオ撮影って言えばよかったじゃないの?」
「そういう作り物じゃあダメなんだ。本気の、本物の、女の業むき出しの金的攻撃を見たかったんだ。だから2億というギャラを設定したんだ」
「まあ、、、で、なんで私を選んだの?」
「あなたのことがずっと好きで、、、、あなたに金蹴りされるのを想像してオナニーしてきたんだ!!」
「ま、全く理解できない、、、、」
「このために島を買い、コテージを建てたんだ。最高の舞台だろ?」
男は赤いボタンを押した。
するとベルが鳴り響いた。
「最後にいいものを見せてもらった。あなたに僕の性癖を知られたし、、、、さようなら、、、、」と言うと、織原は姿を消した。
突然、スタッフの一人が駆けこんで来た。
「サトコさん、逃げましょう!!若様は完全に狂ってしまいました」
サトコとスタッフ一同は船に飛び乗った。
「わざわざこんなものを造ってまで、、、」
虚しさと男に対する憐みの気持ちが彼女の中で入り混じった。
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真新しいコテージから火の手が上がってきた。
そして、島に亀裂が入り、大爆発した。
「・・・・・あっ!そういえばギャラって、ちゃんと振り込まれるのかしら???」
*** おわり ***
ありがとうございます。