昔々のある大陸にマチス帝国とフェミール女王国という2つの栄えている国があった。
マチス帝国は男性主導の国で、まわりの国々を侵略し、大きな帝国となった。
一方、フェミール女王国は女性主導だった。
政治、経済、軍事など女性がすべて担っていた。
長年にわたりフェミール女王国に巨人が襲来していた。
その度に人々は苦しい思いをした。
ある時、高く跳躍し、巨人のキンタマをひっぱたこうという撃退法を思いついた。
背が高く勇敢で身体能力の高い女性たちが集まり’跳躍隊’という部隊を結成した。
その方法が功を奏し、巨人は鳴りを潜めていたが、、、、
突然、壁をぶち壊し、襲撃しにやって来た。
跳躍隊は集結し、撃退するため立ち向かった。
まず隊長のタラが跳躍した。
「キンタマにアタック!!」
しかし、巨人はチンポで彼女を弾き飛ばした。
他の隊員たちも突撃したが、同様に弾き返された。
巨人はチンポを自在に動かせるように進化していた。
彼女達は巨人に倒されてしまった。
人々は最強の誉れ高い跳躍隊が破れ、ショックを受けた。
巨人たちは町を破壊し、立ちションをした。
人々は深い屈辱を味わった。
隊長のタラは博識高いラスカ長老のもとに出向いた。
「我々の戦術が通じませんでした。お知恵を、、、」
長老はしばらく考え込んだ。
そして、話し始めた。
「かつて、ルーデンというペロン族の国があったのは知ってるわよね?」
「はい。学校で習いました」
「彼らは非常に小柄で非力でしたが、マチス帝国の侵略をすべて阻止しました。あの屈強な軍を鮮やかに撃退したと言われています」
「そうなんですね。その秘術を知りたいです」
「しかし彼らは人口減で滅んだとされています」
「では、どうすれば?」
「ルーデンの霊廟に行けば、もしかしたら、聖霊が秘術を授けてくれるかもしれません」
「しかし、どうやって入ればいいのですか?そこはマチス帝国の領土、、、」
「マチスに密入国し、霊廟討伐隊に潜り込むのが最善かと」
彼女は男装して隊に加わった。
マチスの男たちにとって貧弱なペロン族に勝てなかったという過去は屈辱的だった。
それを消し去るため霊廟の破壊はやらなくてはならないことだった。
彼らは川を越え、崖を上った。
やっと霊廟に着いた。
「これまで何度も討伐に来たが、失敗してきた。これから先、気を付けろ!」
「ハイ!!」
隊長は皆に注意を促した。
「まず霊廟の要である聖霊の瓶を持ち出す。隊列を組んで入るぞ!」
「ハイ!!」
しばらく進むと、、、、
「うごぉぉ!!」
悲痛な声が突然こだました。
隊員は股間をおさえて倒れた。
タラは霊の仕業だと直感した。
一人、一人と男は減っていき、彼女一人になった。
相手が見えないので彼女の頭は恐怖と戸惑いでいっぱいになった。
このままではいけないので、彼女は意を決した。
「攻撃したいならそうなさい」
股を開いて霊に語り掛けた。
「私はモグリの隊員よ。あなたの敵ではないわ。マチスの男を撃退した秘術を知りたいだけなの」
彼女の声は鳴り響いた。
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