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真壁博士はある研究を何年も続けていた。
最近になって成功が近付いていると感じ始めていた。
そして、今日も実験をしていた。
「おっ、せ、成功だ、、、、これで、私の望みが叶う、、、、」
某大学の女子体操部では不可思議な現象が起きていた。
近くに誰もいないのに体を触られたり、迫られるのを感じたりするというものだった。
「きっとすばしっこい奴なんだろう」
「俺たちがソイツをとっ捕まえてやるよ」
その話を聞いた体育会の屈強な男子学生がボディーガードをかってでた。
彼らは練習場の前で待ち構えていた。
が、彼らはボロボロにやられてしまった。
彼らは誰もいないのに殴られたと証言した。
女子体操部はその話でもちきりだった。
そんなとき、体操部キャプテン・ナギのスマホに不審な着信があった。
「動画が添付されてるわ」
「もしかして、犯人から?」
不審に思いながら開いてみた。
「なによ、これ???」
「フォフォフォ。私は君たち女子体操部の大ファンだ。
最近、体を触られたと感じる現象が起きていただろう。
実は全部私なんだよ」
「えっ?どういうことなの?」
「私はこういうものだ」
その男は透明人間だった。
「残るターゲットはキャプテンのナギくん、君だ。
次は体を触るだけではすまないと思ってくれ。
では、近いうち会おう」
動画はそこで終了した。
女子体操部は騒然となった。
「どうしよう、、、、姿が見えないから、、、、」
「そうね、、、、ボディーガードではダメだし、、、、」
ナギは平均台に跨っている部員を見ていた。
「んっ!閃いたわ」
「なになに?」
「みんなに協力してもらいたいんだけど、、、、かくかくしかじか、、、、、」
「うん。やってみましょうよ!!待っててもしょうがないし」
彼女達は作戦にとりかかった。
*** つづきにいく ***