【ナレーション・石坂浩二】
浅尾美和がビーチバレー界を去った後、第二の妖精との呼び声の高い選手・坂口佳穂が現れました。日本のビーチバレー界にとっては待望のニューヒロインと期待されていますが、彼女に対する風当たりは強まり始めたのでした。
【出演】
西堀健実、溝江明香、宮川安奈、大山未希、村上めぐみ、藤井桜子、幅口絵里香、鈴木千代、徳丸信代、松山紘子、草野歩、浦田聖子、浦田景子、永田唯、宮川紗麻亜
なにかと目立つ佳穂は連日、集中的に先輩たちからサーブ、スパイクを受けたり、厳しい眼差しを向けられたりしました。毎日の風当たりの強さで落ち込んだ佳穂は大すきな幸楽にラーメンを食べに行きました。
意気消沈している佳穂を見かねた勇はシューマイをサービスしました。
勇「お嬢さん、うちのシューマイ食べて元気出してよ。お代はいいから。」
しかし、このことが幸楽に思わぬ波紋を呼ぶことになるのでした。
五月「鼻の下伸ばして、みっともないったらありゃしない。」
勇「いや、なんだか落ち込んでるみたいだから、、、」
キミ「男が汗水たらして朝から晩まで働いてるんだよ。若い女見て鼻の下伸ばすくらいなんだい!」
眞「だってしょうがないじゃないか。あの子は毎日集中砲火を浴びてるんだからさ。」
五月「みんな、私の気持ちを全然理解してくれない。岡倉に帰らせていただきます。」
不満をぶちまけようと岡倉に帰った五月は衝撃の光景を目の当たりにするのでした。
そこには、美人を見て鼻の下を伸ばしている父・大吉の姿があったのでした。
~~ つづく ~~
ニューヒロインを手荒く迎える彼女達にも”幸楽のシューマイを3つ”サービスいたします。