~ 本編 ~
赤道付近の某国でUMAの目撃情報が相次いだ。見た目はゴリラの様で、身の丈は2メートルくらい、筋骨隆々の体格とのことだった。人々はそれをガバゴンと呼んだ。マスメディアはこのことを取りあげた。
この話題にあるテレビ局が目を付けた。ガバゴン探索の番組を企画し、男性だけの探検隊を結成した。
探検隊のメンバーたちは、どうせ何かの見間違いかガセ情報だろうと高をくくっていた。適当にアクシデントを作り、結末はあいまいなものにする気であった。
彼らはジャングルに入った。しばらく行くと、、、、
彼らは大きな霊長類の様な生物のもの影を目撃してしまった。驚いた彼らは一目散に逃げかえった。
その情報を聞いた女子ビーチバレー選手は探検隊を組織し、探索に乗り出した。
「男どもはビビって逃げたそうよ。」
「チンチンが縮み上がったんでしょうね。」
「ハハハッ。でも、私たちはそう簡単には怯まないわよ。」
談笑しながら歩いていると、物音がした。その方を見ていると、ガバゴンが現れた。身長は2メートル以上はありそうで、がっしりした体躯をしていた。
ガバゴンは彼女達の体をじっと見た。そして、体の一部に変化が現れた。
「ウェ!私達を見て発情したみたい。」
彼女達が生殖器の変化を見ていると、ガバゴンは探検隊の一人に襲いかかった。しかし、彼女はサッと身をかわし、、、、
両手でガバゴンのキンタマを一個づつ握った。ガバゴンは抵抗するものの、究極の痛みには勝てず降参した。
ガバゴン「ギブアップ!!」
女子「あなた、しゃべれるから人間なのね。どうしてジャングルに住んでいるの?」
ガバゴン「俺はプロレスラーだったんだけど、人間関係に疲れ、ジャングルで独り生活を始めたんだ。」
女子「そうだったの。それで、久々に女を見てムラッとしたわけね。」
ガバゴン「ああ。でも、君たちに出会って、社会復帰しようと思えた。ありがとう。」
その後、ガバゴンはプロレス界にカムバックし、人気者になった。
~~~ おわり ~~~