某大学のチアリーディング部は、かわいい子が多く、ダンスが上手と評判だった。
彼女達は、公共の場で積極的にダンスを披露していた。
大勢の人たちが彼女達のパフォーマンスを見物しに集まった。
その中に不届きな男がいた。
男は、彼女達が足を上げたり開脚するところを狙って撮影していたのだった。
その写真はエロサイトにアップロードされ、スケベな男たちに晒されていた。
部員たちはそのことにとても憤っていた。
「もう最低!!すぐに止めさせたいわ!!」
彼女達はその男のツイッターを見つけた。
その男はエロ丸と名乗っていた。
彼女達は「盗撮しないで」と書き込んだ。
しかし男は「公共の場で上演しているのだから撮影してもいいじゃないか」と反論した。
「パンチラや脚を広げている写真ばかりじゃない」
「撮られたくないならやらなければいいのでは?」
彼らはバトルを繰り広げた。
カッときた部員のモモは「今度見たら、キンタマを蹴ってやるからね」と書いた。
そのコメントでさらに盛り上がり、ちょっとした話題になった。
この騒動に目を付けたネット番組のプロデューサーは決着をつけようと両者に提案した。
・エロ丸は先にパンチラを撮影したら勝ちとする
・モモは先に金蹴りをきめたら勝ちとする
というルールだった。
彼らは受けることにした。
二人はリングで顔を合わせた。
「俺に撮影できないものはない。ウヒヒッ」と、エロ丸は言い放った。
「気持ち悪い。絶対、大事なとこ蹴るからね」と、モモは言い返した。
観客は男性が大半で、エロ丸のエロ画像を楽しみにしている連中と思われた。
エロ丸にとっては心強かった。
しかしモモには応援してくれる仲間がいた。
「フレ~、フレ~、モモちゃん!!T・A・M・A 蹴り上げろ!!」と、掛け声を上げ、足を腰くらいの高さまでフリ上げた。
そして、、、、
おどけた表情を作り、「イテテ、イテテ」とピョンピョン飛び跳ねた。
戦いは火ぶたを切った。
開始早々、状況はモモにとって厳しいものだった。
エロ丸はローアングルでパンチラを狙っているので、モモは蹴りを出せないでいた。
自分が優勢だと思い、左手を股間にやり、金蹴りを促すようなポーズをとった。
モモはエロ丸のペースに呑まれつつあった。
第1ラウンドが終了した。
「どうしよう、、、、蹴りが出せないわ、、、、」と、モモは不安そうに言った。
「安心して。いい案を思いついたの」と、彩香はモモの目を見ながら言った。
「えっ!どんなの?」
「それはね、、、ヒソヒソヒソ・・・・・」
「なるほど。わかったわ」
モモの表情は明るく変わった。
*** 後篇はコチラ ***
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