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*** 前回のあらすじ ***
フェミール国に巨人たちが襲来した。防衛部隊はいつも通りのやり方で撃退しようとしたが、逆にやられてしまう。隊長のタラは巨人を倒す糸口を得ようとルデールの霊廟に入った。
「秘術を教えて」
タラは無防備な姿勢で聖霊を待った。
なにかが股間を触る感触がした。
「あなたは女性ですね」
聖霊が姿を現した。
「なぜ秘術を知りたいのですか?」
「巨人たちがうちの国で暴れ回るので困ってます。奴らを倒さないといけないのです」
「そうなんですね。では、、、」
霊は彼女に秘術を授けた。
「ありがとうございます」
「あなたの様な方を私はずっとお待ちしてました」
「これで巨人どもを退治できます」
「ここからすぐに出てください。あなたのような立派な方に秘術を伝えました。もうこの霊廟を守る必要はありません。私はあの世に行きます」
「ええっ?!」
彼女が外に出ると建物が崩壊した。
「必ず倒します、、、、」
再び巨人たちがやって来た。
町を破壊したり、巨大なチンポを動かして女の子たちを怖がらせた。
「跳躍隊はまだかしら?」
人々が待ちわびていると一人の女性が巨人の後ろから駆け寄り跳躍した。
「副睾丸にアタック!!!」
今までにない生々しい打撃音がした。
数秒後、、、、
巨人は痛々しい叫び声を上げてドサッーーと崩れ落ちた。
「さあ、こうやるのよ!!あなたたちも!!」
タラがこう言うと他の隊員たちも続いた。
痛々しく重いうめき声が連続した。
人々は倒れた巨人の周りを囲って跳ね踊った。
巨人たちは3日間悶絶し、おとなしく退散した。
その後、フェミール女王国はマチス帝国に旧ルデール国の地を手に入れるため戦争を起こした。
フェミールが勝利した。
破れたマチス帝国は衰え始め、抑圧されていた女性たちが再建に立ちあがった。
霊廟の跡地に記念碑を新たに建立した。
もちろんタラは訪れ、聖霊に勝利を報告した。
*** おわり ***