※表沙汰になりにくい性犯罪。卑劣な性犯罪者を裏で罰するため、”BBクラブ”が設立された。そして、性犯罪者に罰を与える女性執行人が集められた。彼女達はケルンジャーと呼ばれている。
ーー 登場人物 --
ユキ・・・バレー選手兼ケルンジャー。高い戦闘能力を持つ。
安藤定男・・・公務員を辞め、BBクラブに加入する。ユキの助手を務める。
藤枝嗣敏・・・小学校教師。
高梨栞・・・藤枝のクラスの女子生徒。現在小6。
安藤はBBクラブに呼び出されていた。
「それでは、いつも通り頼みますよ」
「はい。わかりました」
安藤は任務に関する書類を受け取った。
部屋でその書類を開けた。
「今回の対象者は、、、、ロリコンか、、、、」
そして、狙われている女生徒の写真を見て、安藤はハッとした。
(この子は、、、、小学生だぞ、、、、)
その後、ユキに任務の説明をした。
「対象者は小学校教師です。自分のクラスの女生徒に手を出しているとのことです」
「絶対に許せないわ。こんなロリコン野郎は、、、、キンタマ潰す!!!」
ユキは怒りをあらわにした。
「僕もです。あの子を守らなきゃ!(なんだか一刻も早く行きたい)」
安藤は自分がいつもと違うテンションだとを感じていた。
<対象者が勤める小学校>
「高梨さん、急に体育倉庫の掃除をすることになったんだ。君だけ先に行っててくれないか?」
「はい、先生」
「後で先生と君の班の子が行くからね」
「はいっ」
「こんにちは~。小塚商事です!納品に伺いました!」
その頃、安藤は小学校の出入り業者に変装し、校内に入り込んだ。
品物が入っている大きな箱には、ユキが隠れていた。
安藤は急いで台車を押した。
「急ぎすぎ。お尻が痛いわっ!」
「ユキさん、すみません。でも、なぜか体がざわつくんですもん」
<体育館倉庫>
「高梨さん、おまたせ」
「藤枝先生だけですか?班の人たちは?」
「ん~~~、見つからないんだ。先生と二人で掃除しよう」
「はい」
しばらく二人で掃除をしていると、、、、
「高梨、いや、栞ちゃん。先生、栞ちゃんのことが好きなんだ」
「せ、先生、、、、」
「家でつらいんだろ?抱きしめてあげるよ」
「えっ!そんなつもりじゃ、、、、」
藤枝は栞に迫ってきた。
そのとき、、、、
超金蹴りスーパーノヴァ!!!!
ユキは藤枝のキンタマを最大限の力で蹴り上げた。
キンタマが宇宙まで飛んでいくほどの勢いだった。
「がぅぅぅぅ、、、、、」
藤枝は股間をおさえて悶絶した。
栞はその姿をしばらく見つめていた。
そして、踵を返し、、、
「おにいさん、ありがとう!!」
栞は安藤に抱き付いた。
「えっ?、、、いや、、、当然のことをしたまでだよ。助かってよかった、、、、」
安藤はぎこちなく答えた。
その姿を、悶絶しながらも藤枝は意味ありげな目で見つめていた。
*** つづきにいく ***