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前篇をまだ読んでない方はこちら・・・・>証拠を手に入れろ
※大日本男復権協会・・・・男性至上主義を掲げる組織。各方面で男権拡大、女性排除の活動を行う。創設者は、東郷寺重右衛門。
ーーー 前回のあらすじ ーーー
プロバレーのVVリーグでは、会長選挙が行われていた。
男復権協会の虎信候補と灰田候補の一騎打ちだった。
開票の結果、虎信の勝利となった。
納得がいかないサリナは新会長就任式までに不正の証拠を見つけることになった。

サリナは、男復権協会の岩壁鉄山が不正の主導者だという情報を掴んだ。
彼女は男のもとに急いで向かった。

サリナは岩壁の道場に入った。
「あなたが私たちの票をすり替えたんでしょ!!」
「ああ、そうだ」
岩壁はあっさりと認めた。
「正式な票を返しなさい!!」
「俺様を倒したら返してやろう」
「わかったわ。勝負よ!!」

「コォォォーーーーー」
岩壁は深く息を吐きだし、空手の構えをした。
じっと固まった。
サリナは、あっけにとられた。
「こっちからいくわよっ」

「エイッ!ヤアァ!タァー!トォー!」
彼女はパンチを連発で叩き込んだ。

「・・・・・・・・・・・・・・」
男はまるで平気だった。
「イタタタ、、、、」
サリナのこぶしは赤く腫れてしまった。
「ハハハ。剛亀流の呼吸法で体を岩のように固くすることができるんじゃ」
岩壁は得意げに言った。
(体が岩のように固くなる、、、、でも一か所だけヤワな部分がある。そこをやればイチコロ)
サリナは考えた。
(よしっ!得意のアレを、、、、)

「これでキマリ!!!」
サリナは岩壁の股間に蹴りを入れた。
が、男は微動だにしなかった。
「ハーッハハハッ!!金蹴りか!!そんなの想定内じゃよ」
岩壁は余裕の表情でそう言った。
「おかしい、、、、なんでなの、、、、」
サリナは困惑した。
「教えてやろう、お嬢さん」

岩壁は道着を一気に剥ぎ取った。
「これぞ防御に優れた剛亀流の真髄、睾丸バサミじゃ!!!」
サリナは男の異様な股間を見て、目が点になった。

「今度はこっちが攻撃してやる。ゴォーリャ!!」
岩壁の掌底がサリナに当り、彼女は吹っ飛ばされた。
軽い脳震盪を起こした。

「今のは序の口だ。次は強烈な正拳突きをお前に叩き込んでやる!!」
岩壁は睾丸バサミをしながらサリナににじり寄ってきた。
彼女はじりじりと後退するしかなかった。
*** つづきにいく ***
