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【登場人物】
里江・・・女子バレー部の部員。翔也とユナに憧れている。
ユナ・・・学校一のキラキラ女子。目立つ存在。
翔也・・・モテモテの男子。人気者。
ーーー 前回のあらすじ ーーー
翔也とユナはみんなが羨むカップルだった。
ある日、二人で公園にいると不良に絡まれる。
翔也とユナが恐怖に震えているとき、なぜか里江が助けに来る。
里江は不良と乱闘の末、撃退する。
不良たちは尻尾を丸めて退散した。
「どうもありがとうございます!」
ユナは里江に礼を言った。
「翔也も彼女にお礼を、、、、」
ユナが振り返ると、翔也は足をブルブルと振るわせて後ずさりしていた。
「ぅぃぃぃぃ、、、、ヒャーーー、バケモンだーーーー」
翔也は逃げていった。
「バケモノだなんて、、、、翔也君にドン引きされた、、、、」
里江は泣き始めた。
「そんなことないわよ。強い女の子ってステキよ」
ユナは慰めた。
「私、翔也君のこと、、、、エ~~~ン、、、、」
里江は大泣きした。
「翔也なんて、粋がっているけど弱虫よ」
ユナは言った。
「私、あなたたちにずっと憧れていたの、、、、翔也君はイケメンだし、ユナさんは細くてかわいいし」
「いや、あなただってかわいいわよ。きっといいカレシができるわよ」
彼女は慰め続けた。
「今日だって、ほんとは練習だったけど、あなたたちが気になって跡をつけてたの、、、、」
里江は隠していたことを言ってしまった。
「えっ、、、、」
ユナは言葉が出てこなかった。
彼女が困っていると、、、、
なんと天使が舞い降りてきた。
「泣かないで、そこのキュートなハニー」
ノリの軽そうな天使だった。
「一体、なにが起こったの?ベイビー」
天使は聞いた。
ユナは今までのことを説明した。
「どうか彼女を元気づけてください、天使さん!」
「わかりました。ウ~~~ン、、、、」
天使は考え込んだ。
「いいことを教えてあげましょう!!」
天使は突然ボードを出した。
「ここだけの話、私はキミタチの学校の男子のオナニーについてリサーチしてます」
「ええっ!?」
女子二人は驚いた。
「このグラフは、キミタチで出た精液の量を示しています。
実は、二人はほぼ一緒の量なんです。
里江ちゃん、キミは学校一のアイドルと同等の魅力を持っているんです!」
里江に笑顔が戻った。
「わぁ~~~、そうだったのね!!」
「そうなんです!男子は結構、キミで抜いてるんです!
同じクラスの〇〇君なんて、連日連夜、、、、」
「そうなのーーーーーー!!!」
里江と天使は盛り上がった。
一方、ユナは呆然自失であった。
「あ、あんな子と同じとは、、、、」
*** おわり ***